札幌市議会 2015-12-03 平成27年第 4回定例会−12月03日-03号
札幌にある陸上自衛隊北部方面隊では、武力行使を想定し、隊員に、家族への手紙、つまり遺書を書くことを強要しています。札幌市民である自衛隊員が法案成立によって実際に武器を持って戦地に行き、殺し、殺される可能性が戦後初めて現実味を帯びてきている状況について、市長はどう受けとめていますか。そのような危機感をお持ちではないのか、伺います。
札幌にある陸上自衛隊北部方面隊では、武力行使を想定し、隊員に、家族への手紙、つまり遺書を書くことを強要しています。札幌市民である自衛隊員が法案成立によって実際に武器を持って戦地に行き、殺し、殺される可能性が戦後初めて現実味を帯びてきている状況について、市長はどう受けとめていますか。そのような危機感をお持ちではないのか、伺います。
イラクに派遣される陸上自衛隊の大半は北海道の北部方面隊です。昨年12月1日から,イラク派遣への不安や悩みを電話で受ける,自衛官と市民をつなぐ人権ホットラインが開設され,市民ネットワークのメンバーもボランティアとして参加しています。
イラク派遣部隊は,道内の陸上自衛隊北部方面隊の全師団から編成され,初めの6カ月だけで延べ千数百人が派遣されると見られます。そのため,道内の隊員や家族の不安は日々高まっています。約7,400人の自衛隊員が駐屯し,その家族が暮らす札幌の市長として,また,日本国憲法の平和主義に対する深い共感を表明されている市長は,自衛隊のイラク派遣についてどのように考えているのか,見解を伺います。
自衛隊北部方面隊第11師団,札幌市消防局の救急隊,それから北海道警察本部並びに関係の医療機関,そして医師会等,多大のご支援をいただき,無事移転を終えることができました。 当初見込んでおりました 200人の搬送予想は,患者さん側の予想以上のご協力により,これは無理のないご協力でございましたが,最終的に84人となりまして,そのほとんどが重症患者でありました。
そこで,現在,陸上自衛隊北部方面隊,北海道警察などと札幌市による常設の連絡会議の設置に向けまして,各機関と事前の打ち合わせをただいま行なっているところでございます。具体的には救助・救出及び消火の活動時における役割を日ごろから区分しておこうではないかと。
これには,自衛隊北部方面隊及び札幌市消防救急隊の大きな支援をいただくことになっております。しかし,患者さんの中には,人工呼吸,あるいは各種の医療機器を装着した,きわめて重症な患者さんが入っております。
そういうことが出てこないと,やっぱり議会に陳情を出せと言うのかとか,あるいは,駐屯地,北部方面隊に文書を提出をすれというような感じで,札幌市としては全く動きありませんし,動く気ありませんとなれば,そういう形で地域の方の思いというのは表現していかざるを得ない。
また,武力衝突が拡大しているカンボジアの現状は,PKO法の建前からも,政府の派遣5原則にも矛盾する自衛隊の第2次派兵に関連して,陸上自衛隊北部方面隊のPKO編成壮行会への出席は見合わせるべきとわが党が求めたのに対して,儀礼上のことであり問題がないとして,壮行会への出席の態度を表明した理事者の政治姿勢は,市民の願いと世界の流れに背くものであることを厳しく指摘しておきます。
また,武力衝突が拡大しているカンボジアの現状は,PKO法の建前からも,政府の派遣5原則にも矛盾する自衛隊の第2次派兵に関連して,陸上自衛隊北部方面隊のPKO編成壮行会への出席は見合わせるべきとわが党が求めたのに対して,儀礼上のことであり問題がないとして,壮行会への出席の態度を表明した理事者の政治姿勢は,市民の願いと世界の流れに背くものであることを厳しく指摘しておきます。
内外の反対世論を無視し、PKO法を成立させ、これに基づいてカンボジアに派遣をされた中部方面隊に続いて、今月末にも北海道の北部方面隊が派遣されようとしております。カンボジア現地ではパリ和平協定の枠組みそのものが今や崩壊同然の状況で、自衛隊はずるずると内戦の泥沼にはまり込んでしまいかねません。すぐさま業務を中止し、自衛隊を撤収させるべき状況です。この予算についても反対をいたします。
また,この8月30日,戦場における負傷者救出に焦点を当てて,陸上自衛隊北部方面隊が島松演習場で行なった大規模災害医療支援演習に,横路知事とともに市長が参加し,演習視察を行なったことについても,市民の平和の願いを逆なでするものとの批判の声が上がっているのであります。